京の五花街のひとつ、祇園甲部の芸妓(げいこ)、紗月(さつき)さんは、ファンと一緒に海外へ撮影ツアーに出かけたり、テレビ番組に出たりと、その存在感は芸妓や舞妓(まいこ)の中でも際立つ。4月に67年ぶりに京都・南座で開催される「都をどり」への思いや、自らを育ててくれた祇園町のこと、プライベートの過ごし方……。いま京都の花街で最も気になる24歳にたっぷり話を聞いてみた。

     ◇

 ――今年1月にタイのチェンマイへ3泊5日の撮影会ツアーに行きましたね。

 最初は不安どした。前代未聞の企画やし、関西空港から参加者のみなさんと一緒の飛行機で行くっていうのが。

 ――どうして?

 ふだん、こっち(日本)の撮影会やと、カメラマンさん同士で良いアングルの撮影場所取り合戦とか、あるんどすね(笑)。始業式の出待ちとかでも「俺はここで何時間も場所取りしてたんや!」とか。そういうの起きるの、嫌いどした。だから一番はじめのごあいさつのとき、「参加者の方全員が気持ちよく、和気あいあいをテーマにしましょうね」って言うたら、ホンマにいい方ばっかりで。2日目の夜のウェルカムパーティーで一気に仲良くなれました。

 ――現地でも白塗りだったんですか。

 撮影会の時間はずっと白塗りどす。さすがに暑おした(笑)。

紗月(さつき)
1994年、大阪府生まれ。中学を卒業後、祇園甲部の「つる居」に所属し、2011年に舞妓デビュー。15年に芸妓に襟替えした。今年の祇園甲部の始業式で、客から払われる花代が多い「売花奨励賞」の1等賞を7年連続で受けた。ケーブルテレビ「J:COMチャンネル」の「ジャポニカTV」に番組のMC(進行役)として出演中。

 ――海外で芸妓姿って、ミスマッチな気が。

 でもチェンマイはタイの古都と…

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