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 東日本大震災から8年の11日、犠牲者や被災地の復興へ祈りを捧げようと、浜松市中区のアクト通りで約1万個のキャンドルに灯がともされた。

 常葉大を中心とした県西部の大学生ら約100人でつくる「3・11はままつ東北復光プロジェクト」が主催。震災翌年の2012年から毎年開催している。

 キャンドルは毎年、実行委員が思いを込めた漢字一文字の形に並べられる。今年は「灯をともし続けることで風化を防ぐ」などの願いから、「灯」の文字が浮かび上がった。

 実行委員長で常葉大3年の田島耀平さん(21)は17年の夏、震災の爪痕が残る岩手県陸前高田市を初めて訪れた。想像よりも復興が進んでいないことに驚いたという。「浜松から何ができるかを考えた。イベントを通じて震災の風化を防ぐだけでなく、静岡で発生が予測される南海トラフ地震への関心も持ってもらえれば」と話した。(松田果穂)