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 公立福生(ふっさ)病院(東京都福生市)で腎臓病患者の女性(当時44)が昨年8月、人工透析治療をやめた後に死亡した問題で、透析を中止する判断をめぐって病院が倫理委員会に諮っていなかったとして、東京都が口頭で指導していたことが分かった。第三者によるチェックが不十分だった可能性があり、都が詳しい経緯を調べている。

 都などによると、女性は透析治療を受けていた別の医療機関から紹介され、昨年8月に福生病院の腎臓病総合医療センターで治療について相談。病院側は透析を続けるか、しないかの選択肢を示し、女性の意思を踏まえて透析をしなかった。女性は体調が悪化し、1週間後に亡くなった。女性は死亡直前、透析中止を撤回する趣旨の発言をしたとの証言もあるという。

 透析の中止は生死に直結する重い判断になるため、専門医でつくる日本透析医学会は2014年にまとめた提言で、「倫理的な問題に対しては、倫理委員会や外部委員会などの助言があることが望ましい」と規定。しかし福生病院では倫理委員会を開かないまま、女性について透析をしないと決めていた。

 病院関係者によると、松山健院長は「患者本人が中止を強く希望され、家族も本人の意思を尊重している。倫理委員会は私の判断で開催していない」と職員に説明したという。

 都は今月6日に立ち入り検査し…

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