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 10年に一度開催される船神事ホーランエンヤの本番まで、およそ2カ月に迫った。参加する五大地の一つ、松江市の福富では、地区在住者ではない3人が助っ人の櫂方(かいかた)として、練習に汗を流している。

 年明けから本格的に始まった練習を取材するため、地区の集会所に通った。櫂方は全員で唱和しながら、机にひもで結びつけた模型の櫂をこぐ。2列に並ぶ地元住民に交じって、車でやってくる鳥取県米子市の会社員、森山洸(ひろし)さん(27)と、松江市の会社員、佐藤成海(なるみ)さん(22)も、真剣な表情でこぐ。「実際の櫂はかなり重たいと聞いたけど、大丈夫かな」と、初参加の佐藤さんは心配そうだ。

 福富地区の人口は、前回の約130人から約100人にまで減った。人手不足を補う参加者は、地区住民の血縁者や姻戚関係にある人たちに頼む、というこだわりがある。総代の稲場久和さん(64)は、「できるだけ続けて出てもらいたいから」と理由を語る。

 森山さんは高校3年生だった前…

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