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 アフリカ東部エチオピアの首都郊外で10日、旅客機が墜落しました。運航するエチオピア航空によると、乗員・乗客の157人は全員死亡したとみられています。

 実は、今回墜落した米ボーイング社の最新鋭機「737MAX8型」は、昨年10月にもインドネシアで墜落し、乗員・乗客189人が死亡しています。中国政府が中国国内の航空会社に同機種の運航を一時停止させると発表するなど、機体の信頼性に注目が集まっています。

 「MAX」シリーズは2016年に初飛行したばかり。8型のほか、7型、9型、10型があり、席数や航続距離が異なりますが、いずれも高い燃費効率が特長です。世界ではどういう位置づけにある航空機なのでしょうか。航空事情に詳しい青木謙知さんに話を聴きました。

 ――「ボーイング737MAX」はどのような機体なのでしょうか?

 「737というのは、ボーイング社の中では定番の、定員が200人前後の小型機のシリーズです。最初の737は1960年代に製造されました。それから代替わりを重ね、今回のMAXは4代目にあたります」

 ――売れ行きはどうなのでしょうか?

 「737シリーズは、ボーイング社製では最も売れている機体といっていいでしょう。実は、300人以上も乗せられるような大型機が必要になるのは、大都市間の移動だけです。コストがかかるため、世界的に需要はそれほど高くはありません」

 「737シリーズのような小型機が大多数の需要に適しているサイズなのです。1月、ANAホールディングスも、737MAX8型を30機購入すると発表したばかりですね」

 ――機体が代替わりすると、どのような変化があるのでしょうか?

 「見た目の変化はほとんどない…

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