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 名古屋大学病院に通院していた男性患者が肺がんで死亡したのは、肺の異常を見落として治療が遅れたためだとして、男性の妻が名大を相手取り、約2億6600万円の損害賠償を求めた訴訟が11日、名古屋地裁で和解した。妻の代理人弁護士が明らかにした。

 代理人弁護士によると、名大が損害賠償金を支払う内容で和解したが、金額は明かさないという。

 訴状などによると、男性は名大で定期的にCT検査を受けていたが、がんが見つかった時にはすでに切除できないほど進行しており、2014年3月に死亡した。名大は15年12月に医療ミスとして公表していた。

 名大は「今後このような事故が発生しないように、再発防止策を徹底する所存です」とコメントした。