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 殺処分予定だった大型犬が、「セラピー犬」としての訓練を受け、12日から水戸市の高齢者施設で新たな生活をスタートした。動物の持つ癒やしの力を発揮させると共に、犬の殺処分ゼロにつなげる「一石二鳥」の取り組みだ。だが、訓練費の支援をどうするかなど課題も残る。

 「あら、かわいい」「おとなしいのね」。水戸市のケアハウス「ハートピア水戸」。前庭に集まった入所者や職員に雄の大型犬「オール」が近づくと、お年寄りたちに笑顔が広がった。

 施設を運営する社会福祉法人「愛(めぐみ)の会」では、以前も複数の施設で犬を飼っていた。入所者に好評だったことから、今回、オールを譲り受けた。今後、入所者との触れあい、散歩の同行などの「仕事」をさせていく予定という。木村都央(さとなか)理事長は「動物が人を笑顔にする力はすごい。入所者だけでなく、地域や隣接する保育園の子どもたちも含めて、かわいがってもらえるようにしたい」と話す。

 オールは雑種で推定3歳。詳し…

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