漂流する細野氏 「民主のホープ」はメンツ捨て自民へ
明楽麻子
180センチを超える体軀(たいく)を折り曲げ、散髪したばかりの頭を下げた。隣で見守るのは、自民党の二階俊博幹事長である。
3月9日、静岡県沼津市内のホテル。二階氏が政界入り前に秘書として仕えた、自民党の遠藤三郎・元建設相(故人)の支援者らと二階氏の会合に細野豪志衆院議員の姿があった。背筋を伸ばし、こう宣言する。
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「二階先生にご指導いただき…