【動画】長谷寺で「デジタルご本尊様」開帳
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 長谷寺(奈良県桜井市)は、国内最大級の掛け軸「本尊十一面観音菩薩御影大画軸(かんのんぼさつみえいだいがじく)」をデジタル画像にした。13日、200インチのスクリーンに投影し、関係者に「開帳」した。真言宗豊山派の総本山・長谷寺、東京の宗務所、北海道と沖縄の末寺の計4カ所で一斉に披露し、僧侶らが読経した。

 寺によると、大画軸は室町時代の1495年、火災にあった本尊・十一面観音菩薩を復興するための設計図として作られたと伝わる。再建した本尊とほぼ原寸大に描かれ、大きさは縦約16・5メートル、横約6・2メートル、重さ125・5キロ。

 大画軸はかつて、本尊の大きさを多くの人々に伝えるため、全国各地に運び出されていた。今回はそれをデジタル化で再現し、布教・観光促進につなげようという試みだ。凸版印刷が全面協力した。

 伊東聖隆(しょうりゅう)教務執事は「場所さえあれば大勢の方に観音様を肌で感じていただけるようになりました。ぜひ、『デジタルご本尊様』をご覧ください」と話す。(宮崎亮