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 今年のインフレ率が1千万%と予測される南米ベネズエラでは、庶民は苦しい生活を強いられています。多くの国民が受け取る1カ月の最低賃金は1万8千ボリバル(約610円)ですが、スーパーで売られているトイレットペーパーは4ロール入りで1万4940ボリバル(約504円)。こんな価格では、庶民はあっという間にお金がなくなってしまいます。ベネズエラでは、人々はどのように生き延びているのでしょうか。2月末から3月上旬に現地入りし、住民に尋ねると、「ベネズエラには生き抜くための魔法がある」と言います。その「魔法」とは一体何でしょうか?

 今月1日、ベネズエラ中西部バリナス。民営スーパーの棚には商品がびっしりと並んでいました。洗剤は2種類、ケチャップは1種類と、選択肢は多くありませんが、買い物に来ていた男性(34)は「2週間ほど前まで何もなかったのが、最近、物が増えました」と言います。

 値段は、ジャガイモ1キロ5350ボリバル(約180円)、タマネギ1キロ3833ボリバル(約129円)、トイレットペーパー4ロール入り1万4940ボリバル(約504円)、洗剤500グラム1万8300ボリバル(約618円)など。最低賃金月額が1万8千ボリバル(約610円)であることを考えると、いかに物価が高いかわかります。

 そもそも、最低賃金が安すぎると思うかもしれません。しかし、価格統制のあるベネズエラでは、本来はこの給料でそれなりに暮らせることになっています。

 政府が発表している価格表によ…

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