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 仏ルノーは13日、前会長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン被告の側近で副社長のムナ・セペリ氏が4月1日付でCEO特別アドバイザーになると明らかにした。事実上の降格とみられる。セペリ氏を巡っては、オランダにあるルノーと日産自動車の統括会社「ルノー・日産BV」から不透明な報酬が支払われていたことが明らかになっている。

 一方、日産は13日、人事担当のアルン・バジャージュ専務執行役員が11日付で辞職したと発表した。前会長カルロス・ゴーン被告の側近だった。自宅待機を命じられ、1月上旬には職務から外れていた。日産は辞職理由を「一身上の都合」としている。ゴーン前会長の側近では、副社長より格上の上級幹部の一人だったホセ・ムニョス氏も1月に辞職している。日産、仏ルノーと3社連合を組む三菱自動車も13日、COO(最高執行責任者)のトレバー・マン氏と、開発担当の山下光彦副社長が退任する役員人事を発表した。いずれも31日付。2人は2016年、日産との資本提携に合わせて日産から三菱自に転出した。当時、マン氏は日産の上級幹部、山下氏は上級技術顧問だった。山下氏は4月1日付で三菱自のアドバイザーに就任する。

 マン氏の後任には3社連合の小型商用車担当アシュワニ・グプタ氏、山下氏の後任となる開発担当の執行役員には、日産常務執行役員の長岡宏氏が就く。いずれも4月1日付。