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 肝臓病の処方薬を許可なく販売目的で所持したとして男5人が逮捕された事件で、千葉県警は13日、千葉県野田市の総合病院「野田中央病院」の理事長で医師の八木禧徳(よしのり)容疑者(73)=同市中野台鹿島町=を医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕し、発表した。「間違いない」と容疑を認めているという。県警は八木容疑者と男らとの間に金銭の授受があったとみている。

 発表によると、八木容疑者は1月9日~2月26日ごろ、東京都北区の自称無職浅田一弘容疑者(72)ら30~70代の男3人=同容疑で逮捕=と共謀し、薬局開設や医薬品販売業の許可を得ていないのに、肝機能の改善薬「ラエンネック」15箱を販売か授受の目的で野田中央病院に貯蔵した疑いがある。これらの薬は病院で使う薬とは別の場所で保管されていたという。県警は、八木容疑者が不正と知りながら繰り返し薬を入手し、男らが取りに来るまで病院内に保管したとみて調べている。

 県警は12日、浅田容疑者ら男5人を逮捕。薬の仕入れ先として、同病院と八木容疑者の自宅を捜索していた。男らが薬を転売していたとみて、裏付けを進めている。