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 米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町、沖縄市、北谷町)の騒音により、周辺住民計約1万7千人が睡眠を妨げられ、うち年に10人が心臓疾患になり死亡している、との推計結果を、北海道大の松井利仁教授(環境衛生学)が13日、那覇市内で発表した。

 松井教授は、世界保健機関(WHO)が昨年改訂した騒音被害のガイドラインをもとに試算。夜間(午後10時~午前7時)の平均騒音が「高度の睡眠妨害」とされる40デシベル以上の地域が、3市町とうるま市、読谷村に及び、住民は1万7454人にのぼると推計した。

 心筋梗塞(こうそく)などの心疾患になる人や、それにより死亡する人の数も、ガイドラインや国内の死亡率などから算出。51・3人が病気になり、年間10人が死亡しているとの推計値をまとめた。騒音がひどくなるほど、病気になるリスクが高まる、としている。

 嘉手納町によると、嘉手納基地…

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