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 国の文化審議会は18日、えちごトキめき鉄道の二本木駅(上越市)の駅舎やスイッチバック線雪囲いなど7件の建造物を登録有形文化財に登録するよう、文部科学相に答申した。官報告示で来年度内に正式に決まる予定。同文化財への県内の駅の登録は初めてとなる。

 県教育委員会によると、答申されたのは、二本木駅の駅舎、スイッチバック線雪囲い、ホーム上屋、ホーム待合所、地下道と上屋、倉庫、ランプ小屋の7件。トキ鉄が市からの補助を受けて駅舎を改修するなどし、登録を目指していた。

 駅舎は木造平屋建てで、1910年に建築された。東西に冬季の採光のための高窓を並べるなど、鉄道草創期の雪国ならではの駅舎の様相を残している。二本木駅は県内唯一の現役のスイッチバック駅で、雪囲いは全長112メートルにもなる。ホーム上屋は、大正時代末期の輸入レールと完全国産化した直後の国産レールで構成される、戦前の駅施設の景観を伝えている。