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 中部電力は14日に開かれた御前崎市議会原子力対策特別委員会で、2月13日から浜岡原発1号機の原子炉圧力容器の除染作業を始めたことを明らかにした。2023年度から始まる廃炉の第3段階に備えた作業。また、金属などの廃棄物を再利用する「クリアランス制度」に関連し、中部電が放射能濃度を一括して測定する装置を開発し、初めて外部に公開した。

 廃炉は現在、原子炉周辺設備を対象にした15~22年度の第2段階だが、23年度から原子炉の解体に入る。今回の除染は300トンの薬液を使って4月末まで実施する。

 新開発の測定器は、1トン程度の金属を専用容器に入れて一括で測定できる。昨年10月に設置した。現在は1台だが、3台に増やして1日15トン程度の測定を目指す。クリアランスに取り組む他の電力会社への販売も検討する。(長谷川智)