[PR]

 同じ罪状の2人の明暗を分けたのは何だったのか――。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が2017年2月にマレーシアで殺害された事件の裁判で、検察は14日、殺人罪に問われた実行役のベトナム人被告が求めていた起訴の取り下げ要請を却下した。これに対し、もう一人の実行役のインドネシア人被告は11日、釈放された。

 「何が起こっているのか、私には理解できません」。クアラルンプール郊外の裁判所であった公判で、ベトナム人のドアン・ティ・フォン被告(30)は裁判官に、か細い声で訴えた。検察が起訴を取り下げないと表明したことで、勾留継続が決定的となった。被告人席でフォン被告はうなだれ、赤く腫らした目を何度もぬぐった。

 担当弁護士は「なぜフォン被告だけ釈放が認められないのか。理由を説明する道義的責任が司法にはある」と憤った。フォン被告は不眠続きで体調を崩し、14日に予定された被告人質問は来月に延期された。

 フォン被告の父ドアン・バン・…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら