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 日雇い労働者の街として知られる大阪市西成区の釜ケ崎(あいりん地区)を舞台にした喜劇映画「月夜釜合戦(つきよのかまがっせん)」の上映が、都内でも始まった。まちの「におい」を表現したいと、16ミリフィルムで撮った作品。フィルムでの上映は最近では珍しく、上映場所を見つけるのに苦労したが、なんとか実現にこぎ着けた。

 再開発が迫る釜ケ崎。労働者や歓楽街・飛田新地の女性たち、ヤクザらが、「釜」を巡ってドタバタの人情喜劇を繰り広げる。「時代設定は近未来。もう一つの世界と思ってもらえばいい」と佐藤零郎(れお)監督(37)。自らが日雇い労働で出会った人たちから聞いたエピソードを織り交ぜ、古典落語「釜泥」をモチーフにシナリオを書き上げた。知り合いの労働者に出演もしてもらった。

 佐藤さんは京都出身。2005年からドキュメンタリーを学び始め、大阪・長居公園で野宿生活者の強制立ち退きを記録した「長居青春酔夢歌(ながいせいしゅんよいゆめうた)」(09年)で監督デビューした。

 釜ケ崎を初めて訪れたのは00…

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