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 かごしま水族館(鹿児島市本港新町)を運営する公益財団法人鹿児島市水族館公社は14日、市からの委託料など計約2500万円を横領したとして40代の男性職員を懲戒解雇処分にした、と発表した。「先物取引に使った」と話しているという。処分は9日付。

 公社によれば、この職員は経理を担当。2017年4月~今年2月、電気料金など水族館で使用する公共料金を支払う際、市の委託料などが入る公社の金融機関の口座から、支払額に約10万~200万円上乗せして出金し、差額を着服する手口で、計32回にわたり計2493万円を横領したという。

 別の職員が通帳の出金記録と公社内の伝票を突き合わせたことから1月に、横領が発覚。男性職員は今月11日までに全額を弁済したが、公社は刑事告訴も検討しているという。

 公社の畠幸市常務理事は「水族館を利用する多くの皆様の信頼を裏切るもの。信頼の一日も早い回復に力を尽くしていく」とのコメントを出した。(大崎浩義)