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 亀裂はTOB中も広がっていた。

 1月末、デサントに対して株式公開買い付け(TOB)を仕掛けた伊藤忠商事。両社は4回にわたって水面下の協議を続け、打開策を探ってはいた。

 ところが、協議の合間に取材に応じたデサントの石本雅敏社長のインタビュー記事が、協議の最中にネットに配信されるという「事件」が起きた。

 伊藤忠によると、石本氏は社長に就任した2013年、「業績が悪くなったら責任を取る」と伊藤忠側に伝えていたという。しかし配信されたネット記事で、石本氏はその事実を否定していた。両社に渦巻く「不信の連鎖」が解けることはなかった。

蜜月から対立へ

 半世紀にわたって蜜月関係にあった伊藤忠とデサント。その関係性の風向きが変わったのは2011年のことだ。

 デサント創業家出身で最高顧問…

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