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 香川県丸亀市は15日、昨年10月に崩落した丸亀城南西部の石垣のうち、斜面上部に残された石を撤去する応急工事を報道陣に公開した。5月末までにモルタルによる斜面の安定化や排水対策とともに進め、その後、2023年度の完成をめざす本格復旧工事に入る。

 修復対象の石約6千個のうち、本格復旧に支障のある斜面上部の約600個を取り除く。14日に着工し、積み直しに備えて作業員が番号を振り、位置や向きを写真で記録しながらクレーンで一つずつ下ろしていった。まず、1日20~30個の撤去と斜面の整形を並行して実施する。事業費は約9400万円。

 谷口信夫・市都市整備部長は「ここまで順調に来ている。安全第一で進めたい」と話した。(三島庸孝)