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 2020年東京五輪の期間中の鉄道の運行時間について、東京都と大会組織委員会は15日、終電の時刻を30~90分繰り下げることでJR、私鉄各社(19社)と合意したと発表した。7月24日から8月9日まで、都心から70キロ圏内の60路線が対象。JR山手線、東京メトロ、都営地下鉄は午前2時ごろまで、その他の路線は午前1~2時ごろまでの運行を検討している。

 東京五輪は首都圏1都3県を中心に競技会場が点在しており、午後11時以降に競技が終わる会場が八つある。そのため、都と組織委は「終電を遅くして欲しい」と鉄道各社に協力を求めていた。終電の運行後、各社は線路の補修などの作業を行っているが、終電延長に伴っての対応が必要だ。延長に伴う駅員や乗務員の人件費などは、各社の負担になる見通しだ。

 各社は、来春をめどに五輪期間中の特別ダイヤを編成する予定。都と組織委は五輪期間中の日中の増発などについても、各社と調整している。(前田大輔)