「GAFAたたいてる場合か」 村上憲郎氏、その心は

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聞き手 編集委員・浜田陽太郎、栗林史子宮地ゆう
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 存在感の大きさから、頭文字をとって「GAFA」(ガーファ)と呼ばれるグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン。巨大IT企業への風当たりが、世界的に強まっています。これに対し、グーグルの日本法人社長と、シリコンバレーにある本社の副社長も務めた村上憲郎さん(71)はこう力説します。「情緒的なGAFAたたきをしている場合じゃないでしょ」。どういう理由からでしょうか?

     ◇

村上さんのお話のポイント

◇不満をあおれば負のエネルギーを生む

◇シリコンバレーの理想追求を妨げるな

◇脱税はしていない。問題は税制

◇不公平の是正は私企業の責任にあらず

◇日本は20~30歳代に任せろ

◇21世紀は中国の圧勝になる

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情緒に流されるな

<記者> 世界中で、強すぎるGAFAに対する風当たりが強まっています。取引先に不公平な条件を押しつけているとか、税金を十分に払っていないとか、本人に十分な同意を得ないまま個人データを利用してもうけている、といった批判もあります。どう見ていますか?

<村上さん> その質問がすでに情緒に流れすぎています。どこまで事実に基づいているんですか。GAFAのことをよく知らない庶民まで巻き込んで怒りをあおるような報道はやめて欲しい。

 特定の誰かに対する不満をあ…

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