[PR]

 23日開幕の第91回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区であった。府内から出場する履正社(豊中市)は開幕日の第3試合(23日午後3時半開始予定)で、強豪の星稜(石川)と対戦する。野口海音(みのん)主将(3年)は「優勝に向け、やってやろうという気持ちになった」と意気込みを語った。

 野口主将は10番目にくじをひいた。「大会2日目くらいがいいかなー」と思っていたが、結果は開幕日。前回出場した2017年も開幕日だったが、野口主将は「日程はそれほど気にしていない」。

 その後、星稜の山瀬慎之助主将(3年)がくじをひき、対戦が決定。会場にどよめきが起きた。野口主将は組み合わせのボードをじっと見つめたまま硬い表情だったが、「まさか星稜と当たるとは」と内心驚いていたという。

 野口主将は前日から会場近くのホテルに宿泊し、山瀬主将とは抽選当日、朝食のテーブルが同じで言葉を交わした。ともに捕手だったため、プレーや心構えなど捕手の役割について話し合ったという。「その時はまさか初戦で当たるとは思いませんでした」

 星稜は昨秋の北信越大会で優勝し、明治神宮大会で準優勝。奥川恭伸(やすのぶ)投手(3年)は今大会屈指の好投手と評判が高い。野口主将は「優勝するには、どっちみち対戦しなければならない相手。勝てば勢いがつく。切れ目のない打線で食らいついていく」と闘志を見せた。

 履正社は昨秋の府大会決勝で、18年に春夏連覇を達成した大阪桐蔭を5―2で破り、近畿大会では4強入りした。中軸の井上広大選手(3年)と小深田大地選手(2年)を中心に打撃力が持ち味で、左腕の清水大成投手(3年)も安定感がある。

 岡田龍生(たつお)監督は「星稜は投打ともレベルの高いチーム。うちの打線は順調な仕上がりだが、相手の投球術にどこまで対応できるか分からない。少ないチャンスを生かすようにしたい」と話した。(吉村治彦)

こんなニュースも