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 東京都は15日、旧築地市場(中央区)の解体現場1カ所から、都のマニュアルで定めた目安を超えるアスベストが検出されたと発表した。飛散を防止するためのシートの設置範囲が不十分だったという。飛散は敷地内で、都は「作業員の健康被害はない」としている。

 都によると、アスベストが検出されたのは青果部の建物にあった変電室。付近で測ったところ6地点で、都の飛散防止対策マニュアルで定めた「1リットルあたり1本」という目安を超え、最大の値は32本だった。

 都はこの日、築地市場の解体現場のうち20カ所について、アスベストの処理状況を公表。ほかの19カ所については目安を超えるアスベストは検出されなかった。全40カ所のアスベスト処理が終わるのは7月ごろで、測定結果は随時、都のHPで公表するという。(西村奈緒美)