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 東京都江東区のマンションで住人の加藤邦子さん(80)が「アポ電」と呼ばれる不審な電話の後に殺害された事件で、事件の約3週間前、現場マンション周辺を歩き回る不審な人物が防犯カメラに映っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、強盗グループが下見に訪れていた可能性があるとみている。

 捜査関係者によると、2月上旬~中旬ごろのマンション周辺の防犯カメラを解析したところ、周囲を確認するように歩き回る不審な1~2人の姿が確認されたという。

 このころ、近くの男性は加藤さんから、加藤さん宅に「お金ある?」などと資産状況を尋ねる不審な「アポ電」があったことを打ち明けられていた。警視庁は、強盗グループが「アポ電」の後に、強盗の準備のために、加藤さん宅の生活状況や逃走経路を調べようと現場付近を下見に訪れたとみている。

 この事件では、強盗殺人などの疑いで、川崎市川崎区京町2丁目、土木作業員の小松園竜飛(たつみ、27)、住所不定、無職須江拓貴(すえひろき、22)、同酒井佑太(22)の3容疑者が逮捕されている。3人は容疑を否認しているという。