120カ国で授業ボイコット 温暖化止める「学校スト」
ワシントン=香取啓介
授業をボイコットして地球温暖化を食い止めるために行動を迫る若者たちの「学校ストライキ」が15日、世界各地で一斉に開かれた。スウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさん(16)の抗議行動をきっかけに昨年から欧州各地で始まった運動は、日本や米国など世界約120カ国2千カ所に広がった。
米首都ワシントンでは、連邦議会議事堂前に約1500人が集まった。呼びかけ人の一人、メリーランド州のナディア・ナザールさん(16)は「私たちは温暖化の影響を受ける最初の世代。そして温暖化に対処できる最後の世代だ。政治家は我々の声を聞くべきだ」と訴えた。
トゥンベリさんが触発された…