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 ニュージーランド南部クライストチャーチの銃乱射事件で、国連安全保障理事会は15日(日本時間16日午前)、「野蛮で卑劣なテロ攻撃を最も強い言葉で非難する」との報道機関向けの声明を出した。声明は「あらゆる形態のテロは、国際社会の平和と安全への最も深刻な脅威の一つ」と指摘。動機や場所、日時に関係なく、「犯罪であり正当化できない」と断じた。

 声明では、実行犯のほか、計画や資金集めに関係した者の責任追及の必要性を強調。国連加盟国に対し、国際法と安保理決議に基づく義務に従い、積極的にニュージーランド政府と協力するよう要請した。

 国連のグテーレス事務総長も15日の声明で、イスラム嫌悪(恐怖症)に対抗し、あらゆる形態の不寛容と過激主義の撲滅に地球規模で取り組む緊急性を強調した。(ニューヨーク=金成隆一)