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 大阪府の受動喫煙防止条例が15日の府議会で全会一致で可決、成立した。喫煙できる飲食店を国の規制より厳しい客席面積「30平方メートル以下」とし、罰則(5万円以下の過料)も定めた。大阪・関西万博開催前の2025年4月に全面施行される。

 来年4月に全面施行される国の改正健康増進法では、客席面積が「100平方メートル以下」で個人または中小企業の既存飲食店については喫煙が認められている。そのため、「30平方メートル超~100平方メートル以下」の府内の飲食店が喫煙室を設置する場合、府が国の助成に上乗せする形で費用の4分の3(最大225万円)を助成する制度を創設する。

 また、この日の本会議で、大阪市長選(24日告示)への立候補を表明した松井一郎知事の辞職について反対多数で不同意となった。松井氏は市長選に立候補を届け出た時点で自動失職する。

 2月定例会は、総額2兆5983億円の新年度一般会計当初予算案や、4月で期限が切れる議員報酬の3割削減を1年間延長する条例改正案などの議案を可決し、閉会した。(楢崎貴司)