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手塚建一・岐阜大准教授(54) 再生医科学

 国内では親知らずや乳歯が年間3千万本も捨てられている。これを廃棄せず、抜けた歯から細胞を採取する「岐阜大学歯髄細胞コレクション」を15年前から続けてきた。歯の神経に含まれ、歯を作り出す「歯髄(しずい)細胞」は、高い増殖能力を備え、けがや病気を治療する再生医療への活用をめざす。「誰もが再生医療を受けられるように、安全で拒絶反応がない細胞を世界中の人々に届けたい」

 歯髄細胞から発見したたんぱく質「DLX4」は、山中伸弥・京都大教授が開発したiPS細胞をより安全に作製できる因子として2014年に論文を発表し、国際特許出願に結び付いた。さらに歯髄細胞で脊髄(せきずい)損傷を治療する効果を予測する遺伝子をマウスの実験で特定するなど、基礎研究を積み重ねてきた。

 若いころは電子部品やプログラ…

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