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 静岡県桜えび漁業組合(実石正則組合長)は18日、静岡市清水区の由比港漁業協同組合の事務所で船主会を開き、サクラエビの春漁(24日~6月5日)について主な産卵場の湾奥海域を禁漁区とし、漁獲総量の上限を250トン、一日の操業船数は40隻とするなどの自主規制を全会一致で決めた。総量規制は初めて。

 規制はこのほか、操業前に試験網を使って頭が黒くなった産卵直前のエビ(頭黒)の有無を確認▽漁の回数は1日1回で10分以内▽3日連続出漁したら休漁する、など。試験網でとったエビの中に目視で頭黒を3分の1以上確認した場合はその群れはとらず、同一海域で複数の船が頭黒を3分の1以上確認した場合は操業場所を他海域に変える。

 サクラエビ漁は昨年、春漁が312トンで過去最低を記録。秋漁も親エビが極端に少なく、資源保護のため初めて中止した。実石組合長は「資源回復が優先。みんなで守っていこうということ」と話した。(野口拓朗)