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きょうも傍聴席にいます。

 昨年1月、横浜市の自宅で男性(当時44)が、胸を複数回刺されて死亡する事件が起きた。殺人罪に問われたのは、息子の少年(19)。今年2月6日、横浜地裁であった初公判で少年は「一度目に刺した時は殺意はなかったが、二度目以降は殺意があった」と述べた。真意は何だったのか。

 起訴状などによると、少年は昨年1月20日、母親に説教を始めた父親(当時44)に対し、「やめろよ」と止めに入ったものの口論が続いたため、右胸を包丁で刺した上、首の後ろなどを複数回刺し、殺害したとされる。

 弁護側の冒頭陳述で、少年の家庭環境が明らかになった。

 事件当時、少年は父親と妹、弟と4人で暮らしており、母親は別居していた。理由は、父親から髪をつかまれる、平手でたたかれるなどの家庭内暴力(DV)だった。父親の暴力は、子どもたちにも襲いかかった。

 少年は物心ついた頃から、サッカーボールのように腹を蹴られ、髪を引っ張られるなどの暴力を受けた。母親を殴ったり、罵倒したりするDVは子どもたちの目の前でもおこなわれた。母親はうつ病を患い、児童相談所に行くことすらできなかった。少年は中学2年生になったころから暴力を受けなくなったが、暴言や母親へのDVは続いた。そんななか、母親は父親から家を追い出され、週末だけ家事を手伝いに来ていたという。

 証人として出廷した母親は、DVについて語った。

 弁護人 「どんな暴力を受けましたか」

 母親 「平手打ち、グーで殴る…

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