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 世界遺産の神社仏閣がそびえ、奈良時代の史跡も多く残る観光地の奈良県。修学旅行生だけでなく、近年は訪日旅行客(インバウンド)も増加する一方、宿泊者数は全国でも低迷している。観光振興は県政にとって重要な課題の一つだ。

 国や県によると、2017年に県内を訪れた観光客は4420万人、外国人観光客は過去最多の209万人に達した。一方、宿泊者は265万人で全国46位と低迷が続く。近年のインバウンドブームや文化財などの豊富な観光資源を生かし、県は滞在型観光への転換を図ろうとしている。

 17年度の県内のホテル・旅館客室数は9197室で全国最下位。県は宿泊者を増やすため、ホテル誘致に力を入れる。ホテルを核に、地域のにぎわいづくりにつなげる考えだ。

 その象徴が奈良市の奈良署・県…

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