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 長野、岐阜両県に接する愛知県豊田市大野瀬町の梨野地区で、住民たちが水力、太陽光エネルギーを農作業や生活に生かす試みに取り組んでいる。まだ規模は小さく失敗もあるが、「エネルギーの地産地消」の実現を目指して模索を続けている。

 10世帯21人が暮らす梨野地区。4年前にUターンした会社員鈴木章五さん(63)と、長久手市から移住した元公務員加藤篤幸さん(55)が中心となって「たちあがれ梨野」を結成。「再生可能エネルギーの活用」「脱化石燃料」を掲げた取り組みを始めた。

 手始めに市から数十万円の補助を受けて、太陽光と水力を利用した街路灯3基を設置した。その縁で知り合った豊田市の豊田工業高専の教員らから、小水力発電の設備を無料で貸与された。畑の横に設置して、学生らと一緒に生活用水が流れる側溝から発電用の水を引く管を敷くなどして、昨春に完成した。

 直径1メートルの水車の羽根が…

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