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 札幌市の「札幌コンサートホールKitara」で21日開かれた「第42回全日本アンサンブルコンテスト」(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)に、山口県内からは中国支部代表として2団体が出場。審査の結果、中学校の部の防府市立桑山中(木管八重奏)が金賞に輝いた。職場・一般の部の防府吹奏楽団(サクソフォン五重奏)は銀賞を受けた。

 桑山中は松下倫士作曲「哀歌~『佐渡情話』の物語によるバラード」を演奏。悲恋の民話を情感豊かに深い響きで表現した。リーダーの弘中果々菜(ここな)さん(3年)は演奏終了後に涙があふれた。「みんなで信じ合い、このメンバーでの最後の演奏をやりとげたという思いがあふれて」。物語の音色や雰囲気を表現するため仲間と色々と考えてイメージをつかんできたという。「個性のある仲間と協力し合った日々は、楽しくてとても早かったです」とほほえんだ。

 防府吹奏楽団はラベル作曲の難曲「クープランの墓」を演奏。色彩感にあふれたスケールの大きな音色を紡いで聴衆を魅了した。リーダーの田中千佳子さん(35)は「本番ではうまくいかなかったところもあるが、全国大会に来られて良かった」と笑顔をみせた。(但見暢、平尾敦史)

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