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 関商工出身で中部電力グループの総合設備企業トーエネック(名古屋市)で働く河合代二選手(27)が今月の「びわ湖毎日マラソン」で日本選手4位となり、東京五輪の代表選考会・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への出場権を獲得した。高校時代は無名、箱根駅伝出場をめざしたがかなわず、就職浪人も経験した。自らを「凡人」と評する努力の人が、世界へのチャンスをつかんだ。

 当日は雨のレースとなったが、1週間前から天気予報を見て、荒天を予想していたため慌てなかった。「30キロまでは後方で力を使わずに行く」。作戦がはまり、一時は日本選手2位に立った。最終盤、埼玉県庁の川内優輝選手(32)に抜かれた。「ついて行きたかったが、最後は足に力が入らなかった」。それでも粘って自己ベストを12分も更新した。

 中学時代は軟式野球部。エースで中軸を打った。関商工では陸上部を選んだ。全国高校駅伝の県予選ではエース区間の1区を任されたが、全国大会にも東海大会にも出られなかった。

 卒業後は就職するつもりだった…

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