女性職員が降格希望、それでも女性登用を進めた元市長

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聞き手・山田佳奈
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 議会選挙の候補者を、できる限り男女同数にするよう政党に求める候補者男女均等法(日本版パリテ)ができてから、初の統一地方選が始まりました。パリテとは、この試みで先行するフランスの言葉で「同数・均等」の意味。それを実現する道筋は? 42歳の時、女性で最年少の市長になった白井文・前兵庫県尼崎市長(58)に聞きました。

 「市長って男でもできるん?」。小学生の息子がニュースを見て聞いてきた、と教えてくれた知人がいます。うれしかった。彼が物心ついてから市長は女性だったので、そう思ったのでしょう。

 意思決定の場に普通に女性がいて、役割を果たしている姿を普通に見せる。それが未来を変えていくのだと感じます。

 市議、市長時代は「女性は感情的」「財政がわかるのか」と、同僚議員や有権者から色眼鏡で見られるところから出発しました。役所の幹部も男性ばかり。違和感を覚えつつ、中に入ったからこそできることがありました。

市長時代、女性の登用を進めた白井さん。それはいたって単純な理由からでした。

 例えば女性の登用です。市長…

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