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 高松商の選手らは20日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で公式練習に臨んだ。中学から同じチームで二遊間を守る大塚慶汰遊撃手(3年)と谷口聖弥二塁手(2年)も、「最強二遊間」と刺繡(ししゅう)を入れたおそろいのグラブで、甲子園の雰囲気を味わった。

 2人とも昨秋の公式戦11試合は無失策で、今やチームの守りの要だ。だが、大塚君は昨秋の県大会直前まで先発メンバーではなく、谷口君は遊撃手だった。

 大塚君は入学後、主に二塁手をしていた。試合では緊張し、「毎試合、1回は失策があった」。メンバーから外れることが多くなっていた。

 昨年9月ごろ、谷口君が肩にけがをし、遊撃手を任された。スピードが出て跳ねるテニスボールを捕る練習を続けたら、姿勢が安定し、ミスが減った。

 遊撃手に定着し、谷口君も復帰後、高松市の桜町中学時代と同じように二塁を守るように。谷口君は「ポジションを取られて悔しかったけど、大塚さんの守備はミスがない。一番信頼できるショート」と話す。昨秋には、大塚君が「2人で同じグラブをつくろう」と提案。谷口君が「最強二遊間」の言葉を決めた。

 この日の公式練習を終え、谷口君は「緊張せず、いつも通りにできた」と笑顔。大塚君は「大勢の観客の前でも、2人の連係で併殺をとり、チームを助けたい」と話していた。

 高松商は、開幕日の23日第2試合(午後1時試合開始予定)に春日部共栄(埼玉)と対戦する。(小木雄太)

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