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 2020年東京五輪の招致で、仏司法当局から汚職の嫌疑をかけられている日本オリンピック委員会の竹田恒和会長(71)が19日、任期が切れる6月で退任することを表明したことを受け、大会組織委員会の森喜朗会長(81)は都内で記者団の取材に応じた。

 竹田会長は、組織委で副会長を務める。退任については、前日に直接連絡があったという。森会長は「ご本人が一生懸命に関わってこられた東京オリンピックの直前に辞められるというのは、非常に残念だったろうと思う」と語った。その上で、スポーツ庁の組織統治の議論の過程で定年制の導入や役員任期の制限の議論に触れ「大変なご英断。(20年近い在任期間は)長い」と述べた。

 開幕まで1年4カ月を迎える中での退任となり、準備への影響についても問われた森会長は「準備を淡々と進めていくということ。困るとか、困らないという問題ではない」と語った。後任の会長については「僕らが言う必要はない。竹田さんも会見で言っているように、この際、若返られたら良いと思う」と述べた。