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 トトロ、カオナシ、魔女のキキ……。埼玉県の山中に、スタジオジブリのキャラクターが「出現」している。道路脇のコンクリート壁に生えたコケを削って描かれている。誰がいつ描いたのかはわからないが、ネット上では「苔(こけ)アート」と呼ばれ、投稿された写真をきっかけに見物者も増え、話題を集めている。

 埼玉県東秩父村と秩父市を結ぶ、県道熊谷小川秩父線。東武東上線小川町駅からバスで約40分、停留所から山道を数分歩くと、宮崎駿監督のアニメ映画でおなじみのキャラクターたちが迎えてくれた。壁を覆う緑のコケを削り、数百メートルの範囲に点々と描かれている。

 休日には、写真撮影を楽しむ人たちの姿も。群馬県高崎市から仲間と自転車で訪れた会社員小柳俊久さん(44)は「立体感があり、面白い」と笑う。父親と来た宇都宮市の専門学校生小菅陽人さん(19)は「上手だが、誰が描いたのか」。

 東秩父村産業建設課によると、…

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