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 「お母さんは、ぼろぼろになるまで一生懸命に子育てを続けた。判決は厳しすぎる」。三つ子の次男に対する傷害致死罪に問われた母親の松下園理被告(30)に、名古屋地裁岡崎支部が懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した裁判員裁判。傍聴席には双子や三つ子を持つ母親も詰めかけ、被告の過酷な育児に思いを寄せる声も上がった。

 事件は2018年1月に起きた。松下被告は愛知県豊田市の自宅で三つ子の育児中、泣きやまない次男(当時11カ月)にいらだち、畳に2回たたきつけ、死なせた。今月15日にあった判決で野村充裁判長は「(被告は)うつ病に罹患(りかん)する中で負担の大きい三つ子の育児を懸命に行っていた」としたが、「犯行は悪質で危険性が高い」と指摘した。三つ子の長男と長女は現在、乳児院に預けられているという。

 NPO法人「ぎふ多胎ネット」(岐阜県多治見市)の糸井川誠子理事長(59)も、6日間にわたった裁判の傍聴を続けた。

 24年前に三つ子を出産したが、3人とも低体重だったため、出生後すぐに入院した。2カ月後、3人との生活が始まると、目が回るような忙しさだった。

 当時の育児日記には「3人の子…

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