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 1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件から20日で24年を迎えた。松本智津夫・元代表ら13人の教団元幹部の死刑が昨年7月に執行され、遺族らは新たな思いで犠牲者を追悼した。

 駅職員2人が亡くなった東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)では、発生時刻に近い午前8時ごろに駅員16人が黙禱(もくとう)。小川喜治・霞ケ関駅務管区長が献花台に花を供えた。

 同駅の助役だった夫・一正さん(当時50)を亡くした高橋シズヱさん(72)も献花に訪れた。「死刑執行から初めての命日。今までとは違った気持ちで臨んだ」とし、「執行された人はどういう気持ちだったか、死刑囚の家族はどうしているのかということに思いが及ぶようになった」と最近の心境を語った。

 地下鉄サリン事件では13人が死亡し、6千人以上が負傷した。(北沢拓也)