「マスクで耳が痛い」を防ぐには ひものかけ方にコツ
杉本崇
【動画】花粉ブロック効果を高めるマスクの付け方=杉本崇撮影
花粉症に悩まされる季節です。地域差はありますが、2月からスギ花粉の飛散が始まり、ヒノキ花粉の飛散は4月ごろまで続きます。対策の一つはマスクの着用ですが、ずっとつけていると耳が痛くなることがあります。これを防ぐ方法を調べました。
「マスクのひもをかける耳の付け根に引っ張る力が集中しないことが大切」と話すのは、ユニ・チャームで不織布製の「超快適マスク」の開発に10年以上携わってきた柴田彰さん(49)だ。人の顔を研究して、これまでに500種類以上のマスクの試作品を作ってきた。
マスクを口に当てて、ひもを耳にかけただけでは耳の上下のいずれかに、ひもの引っ張る力が偏ってしまう。そこで、耳たぶ付近からひもと耳の間に指を入れて、耳をなぞると上下の力のバランスがとれるという。マスクをつける前に、ひもを軽く1、2回伸び縮みさせることも効果がある。
ひもの太さもマスク選びに重…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら