[PR]

 景気についての判断を、政府が3年ぶりに引き下げた。月例経済報告の3月分で示した。緩やかに回復が続いているとの認識までは政府は変えていないが、景気はすでに後退し始めたと受け取れるデータもある。どう考えればいいのか。専門家に聞いた。

「景気は横ばい」 三菱UFJリサーチ&コンサルティング主席研究員の小林真一郎氏

 政府の景気判断は、ウソまでいかないギリギリの範囲で、なるべく景気の現状が強めに見えるよう工夫した印象だ。

 ポイントは、生産や輸出についての認識に「一部」をつけたことだ。確かに北米向けの自動車など堅調な品目もあることはある。だがデータを見る限り、輸出や生産全体が弱っていると言ってもいい状況だ。

 月例経済報告ならではのルール…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら