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 厚生労働省は20日、賃金課の武田康祐課長(47)が韓国の金浦空港で空港職員とトラブルを起こし、現地警察の取り調べを受けたと発表した。酒に酔って暴行したとの情報もあり、本人から詳しい経緯の確認を進めるという。厚労省は武田氏を同日付で大臣官房付に異動させた。

 厚労省によると、武田氏は今月16~19日に韓国を旅行し、帰国直前に金浦空港でトラブルを起こして警察に一時拘束された。現地の報道では、酒に酔った状態で搭乗しようとした際に空港職員に止められ、職員に物を投げたり蹴ったりしたとの情報があるという。武田氏は19日に帰国した。

 武田氏は国家公務員1種試験に合格し、「キャリア」として1995年に旧労働省に入省した。内閣官房働き方改革実現推進室参事官などを歴任し、2017年8月から賃金課長を務めていた。厚労省人事課は「幹部職員が海外でトラブルを起こしたことは誠に遺憾で、おわびする」との談話を出した。