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 ベンチャー企業でユニークな休暇制度を設ける動きが出ている。成長のため、休日すら返上して働きがちな「体質」があるところが多いが、しっかり休むのも大事。4月以降、国が年5日の有給休暇の取得を各企業に義務づけることも動きを後押ししている。

 農業ベンチャーの「坂ノ途中」(京都市)は、知り合いの農家を手伝ったり、農産物の販売イベントに参加したりするための「ゴー グリーン休暇」を4月から導入する。社員23人全員が対象で、年5日取得できる。

 国内の農家がつくった無農薬野菜をインターネットで販売している会社。販売先が年々増え、売上高は右肩上がりで休日返上で働く社員も多い。最大20日ある有休の取得率は3割程度にとどまっている。

 有休は社員が自由にとれるのが原則で、目的を絞った「ゴー グリーン休暇」は取得しても有休にはならない。ただ、休みの取得を習慣づけることで「有休の取得を増やすきっかけにしたい」(人事担当の松村佳江さん)という狙いだ。

 背景にあるのが、4月から始ま…

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