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 4月から新年度。牛乳やヨーグルト、「コカ・コーラ」の大型ペットボトル商品などが値上げされ、暮らしのなかで負担増を感じる春になりそうです。一部の専門職を労働時間の規制対象から完全に外せるようになる「高度プロフェッショナル制度」の導入など、国会で激しい議論が交わされたさまざまな制度もスタートします。

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【値上げ】

●牛乳やヨーグルト、大型ペットボトルが値上げ

 明治、森永乳業、雪印メグミルクの乳業大手が牛乳やヨーグルトを値上げ。いずれも主力商品の実勢価格や希望小売価格が10円上がる見込み。「コカ・コーラ」の大型ペットボトル商品(1.5~2リットル)も希望小売価格が20円値上げ

【働き方】

●残業時間の罰則付き上限規制導入

 上限は原則「月45時間」、特に忙しい月でも「月100時間未満(休日労働含む)」とし、これを超えて働かせた大企業に罰金などを科す。中小企業は20年4月から適用

●高度プロフェッショナル制度導入

 年収1075万円以上の一部専門職について、労働時間規制の対象から完全に外すことが可能に。本人の同意と労使による委員会での決議が必要

●年次有給休暇、企業に取らせる義務

 仕事を休んでも賃金が支払われる年休を年10日以上与えられている働き手に対し、最低年5日以上は消化させることが企業の義務に

●勤務間インターバル制、努力義務化

 仕事を終えてから次に働き始めるまでに一定の休息時間を確保する制度の導入が、企業の努力義務に

【年金】

●出産前後の国民年金保険料免除

 国民年金に加入する女性について、出産月の前月から4カ月分の保険料を免除する。対象は年間約20万人の見込み。財源確保策として、保険料は一律70円増の月額1万6410円に

●公的年金支給額の引き上げ

 国民年金は満額で67円増の月6万5008円。厚生年金はモデル世帯(2人分)で227円増の月22万1504円

【税・金融】

●貯金限度額、計2600万円に倍増

 郵便局で預けられるゆうちょ銀行の貯金限度額が倍増。従来は通常貯金と定期性貯金の合計で1300万円だったが、通常貯金と定期性貯金それぞれ1300万円までとなる

●贈与税非課税特例の対象見直し

 親や祖父母から教育資金や結婚・子育て資金の一括贈与を受ける場合、年間所得1千万円超の子らは贈与税非課税措置の対象外に

【外国人受け入れ】

●改正出入国管理法施行

 新設された在留資格「特定技能」によって、建設や外食など人手不足に悩む14業種に今後5年間で最大約34万人の受け入れを見込む