【動画】「オリックスはなぜ優勝から遠ざかっているのか?」球団関係者らを取材した=高橋大作撮影

皆さんの身近な困りごとや疑問をSNSで募集中。「#N4U」取材班が深掘りします。

#ニュース4U:#オリなぜ【上】

 3月21日夜、大リーグ・マリナーズのイチロー(45)が東京ドームで現役最後の試合を終えた。観客席から沸き起こる「イチロー」コール。その中に混じり、ある叫び声が聞こえた。

 「オリックス優勝させてくれー!」

 1995年の阪神・淡路大震災の年、オリックスは当時イチロー選手を擁し、「がんばろう神戸」を掲げてリーグ優勝、翌96年には日本一に輝いた。それから23年。プロ野球12球団で最も優勝から遠ざかっている。叫び声の主は、イチローにオリックスへ戻ってきてほしいという願いを込めたのか――。

 「応援している野球チームが20年以上、優勝しなくて困っています。どうしたらいいですか。切実です」。読者の困りごとや疑問を募って取材をする朝日新聞「#ニュース4U」取材班にツイッターでそんなメッセージが寄せられた。

 ツイートの主は、神戸大大学院国際協力研究科の木村幹教授(52)だった。専門は朝鮮半島研究だが、熱烈なオリックスファンだ。

熱狂的ファンの神戸大教授が力説

「俺が見捨てたら誰が応援すんねん」

 どうすれば勝てるチームにできるのか。その秘訣(ひけつ)を探ることで、プロ野球に限らず、組織の活性化や人材育成のヒントも得られるのではないか。そう考えて取材に着手した。

 木村教授が勤める神戸大の六甲台キャンパスは、眼下に港町を見下ろす六甲山地の中腹にある。木村教授は、ストライプのワイシャツの上にオリックスの紺のユニホームを羽織って取材班を迎えてくれた。

 大阪府東大阪市出身。子どもの頃は南海ホークスのファンだったが、97年に神戸大に着任したのをきっかけにオリックスの応援を始めた。年間15試合ほどを球場で観戦し、キャンプ地にも通う。

 「自分の子どもみたいなもんでね。俺が見捨てたら誰がこのチームを応援すんねん、って感じです。オリックスのファンはみんなそうだと思うけど」

N4U取材班「#オリなぜ」上・下で配信します
「オリックスはなぜ優勝できないのか?」、通称「#オリなぜ」をテーマに取材した内容を上・下2回にわたって配信します。ファン以外でもためになる組織論・チーム分析などを紹介します。

ツイッターでは厳しい声

ビジョンがない・カラーがない

 ほかのファンの声も聞いてみようと、「オリックスはなぜ優勝できないのか?」、略して「#オリなぜ」のハッシュタグで、ツイッターで募ってみた。

 「選手についた負け癖」「その…

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