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 私をかわいそうだと思いますか――。こんな言葉で、児童養護施設で育った経験を壇上から語りかけ、昨夏の全国高校総合文化祭で弁論部門の最優秀賞に輝いた高校生が、まもなく、大学に進みます。長野県長野西高校の飯田芽生愛(めいあ)さん(18)。その後も様々な場で語り続けてきました。なぜ声をあげるのか。門出を前にききました。

 「かわいそう」と言われるのが悔しかった時期もありました。いまは、きっかけは同情でもいいから、関心を持ってほしいと思っています。無関心が、一番悲しい。どうしたら伝わるかということを考え、その言葉をスピーチに入れて、呼びかけました。

 何らかの親の事情で児童養護施設で暮らす子どもは全国に2万6千人います。捨て子とか、荒れているとか、かわいそうといったイメージがあるかもしれません。それには、施設出身者が過去をコンプレックスのようにとらえてあまり語ってこなかったこともあると思う。だから、当事者として伝えたかった。

 記憶にある母は、眼帯をつけています。再婚相手にいつも殴られていました。私が小学1年生のとき、母は父との言い争い中に、自殺をはかりました。助けようとしたけれど、助けられなかった。

 それから、父から私への虐待が…

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