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 成田空港で21日夜、貨物機同士が接触する事故があった。双方の機体が破損したが、けが人はなかった。国土交通省と成田国際空港会社(NAA)が詳しい状況を調べている。

 NAAなどによると、21日午後8時半ごろ、A滑走路(4千メートル)に向かうため誘導路で停止していた中国・上海行きのフェデラルエクスプレス機(MD11)の尾部に、駐機場所から車両に押されてバックして出てきた上海行きの全日空機(B767)の尾部が接触したという。

 フェデラル機は垂直尾翼付け根にあるエンジン周辺などが損傷。全日空機は垂直尾翼後部の方向舵(だ)の一部が欠落したほか、胴体尾部が破損した。

 NAAは、駐機場内の航空機に動きを指示するNAAの担当者が、フェデラル機の存在を十分に確認せず、全日空機にバックする許可を出した、としている。(福田祥史)