セブン、24時間にこだわる訳 時短実験も「原則維持」

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末崎毅 澄川卓也
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 24時間営業を原則としているセブン―イレブンの本部が、営業時間を短くする実験を始めた。人手の不足に悩む店主の反発が一因だが、原則はなお維持するという。その理由とは。

消費者、閉店に困惑と理解

 実験は、全国各地の計10店で21日深夜から22日未明にかけて順次始めた。消費者の反応や売り上げ、商品の配送への影響を調べる。

 店を閉める時間は、店によって違う。実験の様子を報道陣に見せた東京都足立区の本木店では午前1時から5時まで4時間閉め、看板の光を消す。

 この店は片側2車線の道路沿い。ふだんの未明にはタクシー運転手らの利用があるという。22日未明の閉店間際に菓子などを買った近所の女性(22)は「おなかがすいた時に来られなくなるのは困る」と話した。

 一方、閉店の直後にカップ麺を買おうと訪れた会社員男性(26)は「24時間あいているものだと思った」と苦笑しつつ、「必要なものは日中に買う」。実験に一定の理解を示した。

 実験対象の10店は、この本…

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